元営業マン、カメルーンで教師になる

1994年26歳 求人広告/営業・ライター業務を経て退職。青年海外協力隊員としてカメルーンの小学校に勤務。充実した活動をアピールするよりも、現場経験のない自分が体当たりでどこまでやれるのか、そしてその中で感じた素直な気持ちを書いていきたいと思います。趣味はお茶と登山。

悪い流れを断ち切れず

ここ最近、

色々と悩みの種が多く、

体力と気力が消耗していたのかもしれません。

 

週明け月曜日の学校終わりから、

身体の怠さがありました。

相変わらずの停電ですし、何かやる気力もなかったので

その日は早く寝たのですが、

起きても体調は全く回復せず。

 

嫌な予感はしましたが、

体温を測ると微熱。

 

実は火曜日と水曜日は、

新年度の方針擦り合わせのため、

ぼくの任地であるムフー市の小学校6校が

集う大規模な会議でした。

 

自分の顔を売りたかったし、

純粋にどんなことをやるのか興味がありましたが、

大事を取って火曜日は欠席し、

水曜日から復帰しようと考えていました。

 

 

しかし、翌日になっても熱が下がる様子はなく

むしろ上がる一方で、

39度まで上がりました。

 

平熱は35度台の自分にとって、

かなり衝撃的な数値であり、

高熱に伴う頭痛と寒気・身体の怠さが

心身ともにこたえました。

 

 

日本にいた時は、

実家暮らしというものに甘え、

病院まで車で送ってもらう。

身体に優しい料理を作ってもらう。

なんてこともありましたが、

ここはカメルーン

 

 

ありがたいことに、

隣人である同期隊員がご飯の世話をしてくれました。

 

しかし病院は、自分の任地にもありますが

基本的に首都のJICA推奨の病院に行く必要があります。

 

他の隊員に比べて、

首都から圧倒的に近い距離間ですが、

家の外に出る気力がなく、

とりあえず睡眠と日本から持ってきた市販薬でやり過ごしていました。

 

 

 

しかし、

全く熱が下がる気配がなく、

熱が出て3日目、木曜日の朝に調整員に連絡し

首都の病院に自力で向かいました。

 

 

満身創痍の状態ですが、

無事病院にたどり着き、

医者の診断を受けることに。

 

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「あ、この病院のシチュエーション

駒ヶ根のフランス語授業でやったやつじゃん」

 

なんてボケっと考えながら、

診察を受けていると、

医者から一言。

 

「ただの風邪」

 

マラリアの可能性も捨てきれずにいましたが、

一安心。

不思議なもので診断を受けた安心感からか、

病院の帰り道は割と元気だったような、、

 

その日は首都のドミトリーに一泊し、

今は自宅に引きこもり中となっています。

 

 

 

体調を崩すと、

健康のありがたみが身に染みます。

特にぼくは、カメルーンに来て体調を崩すようなことがなかったので、

カメルーンに適応できてきていると思い込んでいました。

 

しかし、ここ最近は色々な不安から

オーバーワーク気味だったのかもしれません。

 

 

改めて自分の心身の状態を客観的に捉え、

コントロールする必要があると思いました。

 

 

最近は良くないことが立て続いていますが、

今回嬉しいこともありました。

 

結局、今回火曜日〜金曜日まで学校を休んでしまったわけですが、

それを聞いた先生がわざわざ家にお見舞いに来てくれたり、

校長先生が果物くれたり。

気にかけてもらえたのが嬉しかったです。

 

ボランティアといえど、

同じ学校の組織の一員として、

その輪に入れてもらえてる感覚もありました。

 

 

早く万全の状態で復帰して、

この悪い流れを断ち切ります!