元営業マン、カメルーンで教師になる

1994年26歳 求人広告/営業・ライター業務を経て退職。青年海外協力隊員としてカメルーンの小学校に勤務。充実した活動をアピールするよりも、現場経験のない自分が体当たりでどこまでやれるのか、そしてその中で感じた素直な気持ちを書いていきたいと思います。趣味はお茶と登山。

1年間の活動納め

12月20日金曜日は今年最後の

活動日でした。

日本学校と同じく、

約2週間の年末年始休暇に入ります。

 

といっても自分にとって最終週は、

先生たちは授業をやることはなく、

成績処理など事務作業ばかりで、

子どもたちにとっては少々退屈だったかもしれません。

同僚のカメルーンの先生たちも、

年末年始休暇を待ちわびていて、

浮ついた感じ。

そんな特別な雰囲気でした。

 

幼稚園ではクリスマスに向けたお祭りを催しており、

ダンスや歌、演劇などやっていました。

最後には親からクリスマスプレゼントを

渡すシーンもあり、

とても微笑ましかったです。

 

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小学校では年末最後ということで

自分たちの使った学校を大掃除する文化はあるようで精力的に掃除に励む姿に、

年末の訪れを勝手に感じていました。

また、成績表を子どもたち同士で見せ合ったりする様子は日本でもお馴染みであり、

親近感を感じた場面もありました。

 

なんといっても、

カメルーンの四季は乾季と雨季。

年間を通して気温は25〜30度前後で、

雨がよく降るかどうかの違いだけであって、

12月というのに景色の変化はなく、

そして暑い。

そんなカメルーンなので、

子どもたちの姿を見て年の終わりを感じ、

それと同時に自分がカメルーンに来てほぼ1年が経過したという事実を静かに感じました。

 

 

さて、そんな感じで最終週はかなり時間的に余裕があったので

今年お世話になった先生や校長、教育事務所の職員たちと

雑談しながら今年を振り返り、

日頃の感謝を伝えることができました。

 

正直、なかなか描いた通りの活動ができていませんが、

それでも自分の活動に共感し理解を示し、

そして協力してくれる人がいるからこそ、

今自分は活動を継続できているわけであり、

彼らの協力なしでは成り立ちません。

 

最初は表情が少ない先生も、

今では毎日顔を合わせれば雑談で盛り上がったり、

この1年客観的な成果は見えづらいですが、

現地に溶け込むという意味では、

カメルーンの人たちと打ち解けていると実感しています。

 

協力隊生活2年目は、

今の基盤をもとに何かしら還元できるように

現地の人たちと頑張っていきたいと思います。

 

 

まずは年末年始今までの活動の疲れを、

癒して英気を養いたいと思います。

場所は日本で。

 

年末年始は一時帰国し、

日本でゆっくり休ませてもらうことにしました。

1年ぶりの日本。

きっと日本の良さを見に染みて感じるのだと思います。