【TCF SO】フランス語試験受けました
だいぶ長引いてしまったフランス語試験、
延期が続いたり手続き的な問題で手間がありましたが無事試験を受けることができました。
今日は試験を受けた所感と自分の客観的なフランス語レベルについてお伝えします。
TCF試験について
「Test de Connaissance du français」略してTCFはフランス国民教育省が行うオフィシャルの資格。
全80問の選択式(リスニング30問、文法・語彙20問、読解30問)で試験時間は全体で1時間半です。
SOが付くと、オンライン受験ということでパソコンで受験することができます。
フランス語試験と聞くと、同じくフランス国民教育省が行うDELF・DALFが最も有名で、
日本だとフランス語教育振興会が行うフランス語検定も人気かなといった印象です。
もともとはDELFのB1試験を受験するつもりでしたが、試験日程の延期があり早く受験できそうなTCFに振替受験をしたのがきっかけでした。
結局TCF自体も日程がズルズルと後ろ倒しになり結果試験日が8月30日という、当初予定よりも大幅に遅れた開催となりました。
詳しくはこちらで!
TCF試験の最大の特徴は全てマーク式であることです。
イメージとしては英語のTOEIC試験に近い形で、合格不合格がなく制限時間内に問題を解き進めていくスタイルでした。
DELF・DALFの場合は、記述問題や文書作成、口頭試験などがあります。
そう考えるとDELF・DALFよりは難易度が低めな印象も受けますが、合否がないため自分の語学力をスコアで客観的にわかる点がTCFの良さであると感じました。
試験当日はパソコン受験のため都内の飯田橋にアンスティチュ・フランセへ。
人数はぼくを含めて5名、小規模で粛々とした雰囲気の中行われました。
試験結果
パソコン受験のため、試験終了後すぐに結果が渡されました。
ぼくの結果はこんな感じ。
- リスニング 351/699
- 読解、文法 303/699
- 読解 355/699
- トータルスコア平均 341/699
結果的にはDELF B1相当のレベルという結果でした。
それぞれのレベル別対応表はこちら。
目安を見ると、「日常生活や旅行で遭遇する大体の状況に対応できる」とのこと。
言い換えると「仕事で使うにはまだまだだけど、生活する分には生きていけるレベル」そんな解釈です。
スコアを見ると文法のスコアが低いという点もありますが、全体的に突出している部分もないため、ぼくのフランス語は脱初心者程度には成長していたようです。
語学力は自分の成長を実感しづらいので、客観的な数字で自分の実力がわかるのは今後の語学勉強の励みになりました。
受けてみた所感
受けてみた率直な感想としては「やっぱりこのくらいのレベルか」といったところでした。
最近はDELF B2の参考書を解いており、レベルの高さを感じていたので薄々自分のレベルはB1止まりだという認識はあったからです。
試験では問題の後半から難易度が上がるような試験形式のようで、たしかに後半になるにつれてリスニングは会話が長く、読解では文中の語彙が複雑になった印象を受けました。
今の自分はまだまだ基礎が足りていないと実感した瞬間でもありました。
フランス語を勉強し始めてもうすぐ2年になります。
全くのゼロからスタートして決して飲み込みが早い方ではありませんでしたが、
カメルーンで生活しながら勉強を続けてきた結果がB1相当でした。
次の目標はDELF試験のB2獲得を目指そうと思っています。
ぼくは資格自体にはあまり意味を感じないタイプです。
ですが、せっかく学んだフランス語でもっとカメルーンの人たちとコミュニケーションを取りたいという想いが、今ぼくがフランス語を学ぶ意味になっています。
次の秋試験に向けて、またコツコツ継続して頑張りたいと思います。