元営業マン、カメルーンで教師になる

1994年26歳 求人広告/営業・ライター業務を経て退職。青年海外協力隊員としてカメルーンの小学校に勤務。充実した活動をアピールするよりも、現場経験のない自分が体当たりでどこまでやれるのか、そしてその中で感じた素直な気持ちを書いていきたいと思います。趣味はお茶と登山。

ぼくの先生

こんにちは。

 

カメルーンへ到着し、

数日が経ちました。

 

来月からの任地配属にあたり、

語学学校に通いながらホームステイをすることになりました。

 

今日はホームステイについて、

お話します。

 

 

ホームステイは、

語学訓練と文化行為を兼ねたプログラムとして組み込まれており、

約2週間予定されています。


朝から夕方まで語学学校でフランス語の勉強をしながら、

夜はステイ先で過ごすことになります。

基本的には各ボランティア1人につき、

1家族ですが今回人数の兼ね合いで、

同期のボランティアと一緒のステイ先にお邪魔することになりました。

 

 

ステイ先は、

お母さん・姉・妹の3人家族ですが

近所の子ども達が気軽に出入りしたり、

一緒に食事をしたりするアットホームな家庭です。

 

先輩隊員もお世話になっていたステイ先だけあって、

とても理解のある方々で伸び伸び過ごしています。

(飲み水は市販の飲料水を使ってくれるなど)

 


まだまだ拙いフランス語であるため、

子どもとのコミュニケーションは苦労しています。

正直9割がた理解できていない。

でもフランス語がまだまだなのは理解してくれているようで、

 間違った言い回しがあれば、

訂正してくれたり、

事あるごとに物を指差しして、

「これは何でしょう?」

といったように、

ぼくの勉強を手伝ってくれています。

すごく貴重な存在です。


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かなり気疲れする時もありますが、

一緒にトランプをしたり、

日本の歌を歌ったり、

ボールで遊んだり、

何か遊びを通してコミュニケーションを取ると、

不思議とと意思疎通ができているような感覚になります。


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カメルーンに来てから、

帰属意識というものがJICAや隊員という

限られた範囲に留まっていましたが、

徐々に現地の人々の輪に溶け込み、

自分の居場所を作っていきたいと思います。

少なくともぼくのホストファミリーは、

それを歓迎してくれる家族で、

非常にありがたいと思います。