元営業マン、カメルーンで教師になる

1994年26歳 求人広告/営業・ライター業務を経て退職。青年海外協力隊員としてカメルーンの小学校に勤務。充実した活動をアピールするよりも、現場経験のない自分が体当たりでどこまでやれるのか、そしてその中で感じた素直な気持ちを書いていきたいと思います。趣味はお茶と登山。

【TCF SO】フランス語試験受けました 

だいぶ長引いてしまったフランス語試験、 延期が続いたり手続き的な問題で手間がありましたが無事試験を受けることができました。 今日は試験を受けた所感と自分の客観的なフランス語レベルについてお伝えします。 TCF試験について 「Test de Connaissance d…

カメで苦しかったときの話をしようか③【成果と焦り】

本日は第3回目、 これまでカメルーンの生活で感じた苦しかったことを自分なりの解釈で発信しました。 良ければこちらから、第1、2回をご覧ください。 kyouryokutai.hatenablog.jp kyouryokutai.hatenablog.jp 今回のテーマは「成果」と「焦り」について。 こ…

カメで苦しかったときの話をしようか②【言葉の壁】

前回からカメルーン生活で大変だったことを 赤裸々に語るようにしています。 第1回はこちら kyouryokutai.hatenablog.jp 今日のテーマは【言葉の壁】です。 これは海外に行けば誰しもが経験のあることだと思います。 そして例外なくぼくも言葉の壁に苦しんだ…

カメで苦しかったときの話をしようか①【自分の存在意義】

継続的に本を読む習慣があります。 最近読んだ本で印象に残っている一冊が、 あのUSJを復活に導いた森岡氏の著書【苦しかったときの話をしようか】です。 ここでは詳しく説明はしませんが、 就活期で進路に悩む娘に宛てた手紙を書籍にしたもので、 人生にお…

人の縁は大切に

前回の記事では、 自身の今後の進路に関して書きました。 ぼくは延長という形でまだしばらく協力隊に所属する決断をしましたが、 一方で今回で協力隊の生活を終える決断をした人も多数います。 またカメルーンで一番近い隊次であった2018年度1次隊の先輩たち…

今後の方針

今日は自分語りです。 日本へ帰国してもうすぐ4ヶ月が経過します。 もうすっかり日本に馴染み、 日々変わらない生活を遅らせてもらっています。 現状はまだ協力隊の身分として、 一時帰国中という扱いで日本に滞在していることになっています。 先日JICAから…

【面接編】協力隊の選考

前回まで書類選考の具体的な書き方について、 お話ししました。 今日の内容は面接です。 書類選考を突破すると、面接日程日が送られます。 そして会場ではその日中に人物面接と技術面接が行われます。 当日の流れ 人物面接 1)志望度の強さ 2)メンタルコン…

【書類公開】協力隊の選考

協力隊の選考に関する記事が続いています。 前回の内容を前提に進めていきますので、 まだの方はこちらから! kyouryokutai.hatenablog.jp 今日は実際にぼくが選考で書いた書類を公開します。 色々な方の力を借りながら作成したもので、 少しでも書類作成の…

【書類選考編】協力隊の選考

こんにちは、 前回に続き協力隊の選考に関して。 今日は書類選考についてお伝えします。 合格までもフローは、 書類選考+健康診断 ↓ 人物面接+技術面接 ↓ 合否発表 このようになっています。 書類選考は、 全てそうですが今後面接に進んだ際に、 書類の情…

【概要編】協力隊の選考

順番が前後してしまいますが、 そもそも協力隊に応募する前段階を書いたことがなかったため、 今回から数回にわけてお伝えしていきます。 協力隊の選考スケジュールは? 選考内容は? 面接はどうだった? など気になる方に対して自分の体験ベースで書きます…

「悲報」Delf試験延期

来月6日にフランス語の試験Delfを受ける予定でしたが、 受験生の安全を整える準備のためということで、 試験が延期になってしまいました、、、 Delf受験の経緯はこちら kyouryokutai.hatenablog.jp 仕事をしていないため、 有り余る時間があり、 試験勉強の…

訓練所生活〜休日過ごし方5選〜

前回まで3回に渡って語学訓練の詳細についてお伝えしました。 記事にもあったように、 毎日が怒涛のように過ぎていくため唯一の休日である日曜日は とても貴重な存在でした。 今日はそんな休日の過ごし方を ご紹介させていただきます。 駒ヶ根市内観光 ちょ…

訓練所生活~ストイック語学訓練③~

前回そして前々回と、 2回にわたり語学訓練の内容をお伝えしました。 kyouryokutai.hatenablog.jp kyouryokutai.hatenablog.jp 本日は語学訓練の総括と、 ぼくが考える語学の話をします。 目次 訓練所はやっぱり日本一の語学学校だった フランス語力はどれく…

訓練所生活〜ストイック語学訓練②〜

前回から駒ヶ根訓練所の語学訓練について どんな流れで過ごしてきたのか お伝えしました。 前回の記事はこちら kyouryokutai.hatenablog.jp 今回はそんなカリキュラムの中で、 通常授業とは異なるイベントがあったので、 そこを深掘りしていきます。 主なイ…

訓練所生活~ストイック語学訓練①~

今回から3回に分けて、 駒ヶ根訓練所時代の語学訓練について深堀していきます。 これは語学の勉強をする人の中では、 聞いたことのある話かもしれませんが、 JICAの語学訓練は、 「日本一の語学学校」とも言われています。 ※前提として・・・ ぼくはフランス…

訓練所生活〜はじまり〜

ぼくは2018年度3次隊として、 10月初旬から青年海外協力隊員になるために 長野県駒ヶ根市にある施設で70日間の訓練を 受けました。 青年海外協力隊のプロセスはこちら。 ・書類選考 ・面接試験 ・合格通知(同時に派遣国と時期の確定) ・web講座受講 ・技術補…

カメルーンのいま

たまにテレビを見ると、 内容はコロナウィルスの内容ばかり。 外出自粛はいつまでつづくのか。 中小企業が経営困難に陥り今後どうなるのか。 学校再開はいつなのか。 解決しなければならない問題は、 山のようにあり、 今後の先行き心配されます。 そしてぼ…

誘惑による搾取

カメルーンのホテル生活と、 日本の自宅隔離期間を含めた4週間の隔離生活が終わりました。 過ぎてしまえばあっという間でしたが、 いざ引きこもるとなると、それは退屈との戦いでもありました。 煌びやかな日本生活満喫計画は数日で終わり、 次第に曜日感覚…

家電のある生活からカメルーンに想いを馳せる

日本へ帰国してもうすぐ2週間が経とうとしています。 自宅隔離期間である前に、 緊急事態宣言の発令などとても気軽に外出できる状況ではないため、 今は気兼ねなく自宅で引きこもり生活に勤しむ毎日です。 のんびり過ごすのが許されたのは数日程度で、 それ…

語学力向上どころか維持も危うい

日本へ帰国して5日、6日程度経過しました。 隔離生活によって、 変わり映えのない日々ではありますが、 そんなことも言ってられない状況が 世界で起きている以上、 今は1人1人が責任と節度ある 行動が求められていると思います。 さて、 本日は久しぶりの語…

日本に帰国しました

日本時間の4月1日に、 成田空港へ到着し帰国することができました。 突如JICAから一時帰国が言い渡されてから、 任地を離れ、 首都ホテルでの待機生活など2週間の出来事でした。 こうして無事に帰国できたのも、 相次ぐ不測の事態に柔軟に対応して頂いたJICA…

暇を楽しもうぜ

またコロナ関連の話になってしまいます。 なぜなら、 空港閉鎖に伴い、 帰国することができず軟禁生活が続いているためです。 話を聞くと、 航空会社としては出国便を出したいみたいですが、 カメルーン政府がそれを許可せず、 結果フライトキャンセルが相次…

コロナショック②

①の続き。 結論から言うと、 カメルーンの隊員がどのように動くのか、 現段階では不透明であります。 なぜなら、 昨日の政府の発表により、 空港が閉鎖されてしまい、 身動きが取りづらくなってしまったためです。 具体的にはこんな感じ。 1. カメルーンの陸…

コロナショック①

最初は中国だけの話だったコロナウィルス。 それが人によって世界中に感染者が増え、 ついにアフリカの地まで感染者が増えてしまいました。 本当に色んな人が国境を跨いで、 様々な活動をしているのだと、 そしてこれがグローバル社会かと強く認識した 瞬間…

教員向け勉強会

最近読んだ本に、 人間は先の見通せる決められた報酬には、 魅力を感じ辛い。 緊張と緩和の不規則性こそ、 充実を感じる事ができる。 こんな事が書かれていました。 確かに最近の活動は、 慣れた授業をこなしていくだけの日々。 もちろん授業は楽しいけれど…

〜現地の生活〜ファッション

アフリカのイメージと言えば、 動物や森林、砂漠など自然のイメージが 強いと思われますが、 アフリカ布製品も1つの特徴と言えます。 国や地域によって限定の柄もあるようで、 アフリカ布と一括りに言っても、 そのバリエーションはとても幅広いのです。 ま…

腐敗した組織にそれでも残る理由

最近は授業をやる事に手一杯になり、 最近は現場の先生とのコミュニケーションが 減ってきていると感じ意識的に会話するようにしています。 先日ある授業の間の休み時間に、 雑談の中で、1人の男性教員とキャリアや仕事観について 触れることがありました。 …

〜現地の生活〜教室の中

途上国の教室と言えば、 木造校舎で小さい教室に大人数の子どもが 座っている。 そんなイメージが大半だと思います。 改めて教室の中の様子を お伝えしたいと思います。 1年間カメルーンの公立小学校の教室を見て 気付いたことは、 ・1クラス2名体制で運営 …

コロナの猛威がカメルーンにも

ニュースで話題のコロナウィルス。 カメルーンにいると日本の出来事が、 どこか他人事のように思えて、 あまり詳しく知らなかったのですが、 学校閉鎖の措置を講じたというニュースを聞き ウィルスの感染力の怖さを感じました。 カメルーンではまだ感染者は…

運動会に参加してカメルーンを感じてしまった

先日同期の幼児教育隊員が、 任地で運動会を開催するとのことで、 そのお手伝いに首都からバスで3時間離れた Eséka (エゼカ)という地域に行ってきました。 ちょうど首都ヤウンデと、 海に面しているドゥアラの中間地点に位置する エゼカは、ぼくが生活してい…