元営業マン、カメルーンで教師になる

1994年26歳 求人広告/営業・ライター業務を経て退職。青年海外協力隊員としてカメルーンの小学校に勤務。充実した活動をアピールするよりも、現場経験のない自分が体当たりでどこまでやれるのか、そしてその中で感じた素直な気持ちを書いていきたいと思います。趣味はお茶と登山。

コロナショック②

①の続き。

 

結論から言うと、

カメルーンの隊員がどのように動くのか、

現段階では不透明であります。

 

なぜなら、

昨日の政府の発表により、

空港が閉鎖されてしまい、

身動きが取りづらくなってしまったためです。

 

 

 

 

具体的にはこんな感じ。

 

1.      カメルーンの陸・海・空の全ての国境を閉鎖する。これに拠り、国 外からの乗客輸送を担う航空便の運航は見合わせとなる( 生活に必要不可欠な物資を調達する貨物便を除く)。

 

2.      カメルーン入国査証の発行を停止する。

 

3.      全ての教育機関を閉鎖する。

 

4.      50人以上の集会を禁止する。

 

5.      学校や大学行事を延期する。

 

6.      飲食店は18時に閉店する。

 

7.      市場やスーパーマーケットでは、 顧客の入店を管理するシステムを導入する。

 

8.      都市内及び都市間移動は真にやむを得ないものに限定する。

 

9.      公共交通機関の運転手は過密な乗客搭載を避ける。

 

10.   民間の医療機関や宿泊施設等は、当局によるCOVID-19対策 オペレーションに協力する。

 

11.   公共行政機関が10人以上を巻き込む会議等を開催する場合にはI CTの活用を優先する。

 

12.   国外のカメルーン政府機関のサービスは見合わせとする。

 

13.   国民は、WHOの推奨を踏まえ、石鹸による手洗い、うがい、 握手やハグ等の接触を避ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上記13項目が掲げられ、

いよいよ本格的にコロナ対策がカメルーンでも

敷かれることになりました。

 

これに対してJICAカメルーン事務所が、

どのように対応するのか、

今の時点で不確定要素が強いため、

ここで明言することを避けますが、

改めてコロナの脅威を感じます。

 

 

 

さてここからは、

ぼく個人の意見を言いたいと思います。

 

 

今各国の協力隊員は、

予期せぬ事態に浮き足立ってると思います。

 

SNSでその不安を吐き出したい。

そんな気持ちもわかります。

 

もしかしたら、

小休憩感覚で日本への一時帰国に対して

ポジティブに捉えている人もいるかもしれませんが。

 

 

ぼくの意見は、

軸を持って自分の身は自分で守ろう。

 

これに尽きます。

 

 

やはり医療設備が整っていない途上国において、

目に見えないウィルスは脅威です。

 

 

ですが、ほんの数日前。

JICAから全隊員の一時帰国が発表される前は

普通にいつも通りの生活をして、

いつも通り活動をして。

むしろコロナの存在を他人事として、

過ごしていたのではないでしょうか。

 

少なくとも、ぼくはその1人でした。

 

それがJICAの発表により、

急に不安感に煽られ周りの情報に感化され、

SNSでそれを吐き流してしまう。

 

ここにぼくは違和感を感じます。

 

 

 

どっしり構えて自分の身は自分で守る。

それを前提にJICAからの指示に、

柔軟に対応できる準備をする。

 

憂いてる暇があったら、

やれる事は沢山ある。

そう思っています。

 

 

 

早くこの状況が収束することを願うとともに

やるべき事をやりながら、

静観したいと思います。