元営業マン、カメルーンで教師になる

神奈川県出身。求人広告/営業・ライター業務を経て退職。青年海外協力隊員としてカメルーンの小学校に勤務。充実した活動をアピールするよりも、現場経験のない自分が体当たりでどこまでやれるのか、そしてその中で感じた素直な気持ちを書いていきたいと思います。趣味はお茶と登山。

運動会に参加してカメルーンを感じてしまった

先日同期の幼児教育隊員が、

任地で運動会を開催するとのことで、

そのお手伝いに首都からバスで3時間離れた

Eséka (エゼカ)という地域に行ってきました。

 

f:id:kake02:20200225212018j:image

 

ちょうど首都ヤウンデと、

海に面しているドゥアラの中間地点に位置する

エゼカは、ぼくが生活している任地ムフーとは

また違った蒸し暑い気候で、

カメルーンの多様性を感じました。

 

f:id:kake02:20200225211854p:image

 

 

さて、幼児教育隊員の同期ということで

当日は彼が普段活動している幼稚園4校を

集めての開催でした。

 

当日は子ども約200人にそれぞれの幼稚園の先生、そして保護者や教育事務所の人など

多くの人が集まりました。

 

 

プログラムは下記の通り

 

・開会の挨拶

・国家斉唱、合唱(ふるさと)

短距離走(年中、年長)

・ダンス(年中)

・組体操(年長)

・保護者参加リレー

 

f:id:kake02:20200225212130j:image
f:id:kake02:20200225212121j:image
f:id:kake02:20200225212139j:image
f:id:kake02:20200225212115j:image

 

(写真よく見ると地面コンクリートなんです…)

 

結果的には、

とても盛り上がり子どもや先生が楽しんている

様子が見られてとても良かったです。

 

というのも、

カメルーンでは日本の運動会のような物がなく

また球技大会などあったとしても、

上手な子どもだけが選抜され、

全員参加の行事は残念ながらありません。

 

そういう意味でも、

今回の取り組みはとても意義のある物で、

初めての試みだからこそ事前準備が大変だったと思いますが、

開催したということ自体が非常に意義のある物だと思いました。

 

 

 

しかしそれと同時に、

今回の運動会を客観的な立場から参加させて頂いた身として見えてくる

カメルーンの難しさも感じました。

大きく分類すると3つ。

 

 

1つは資金面。

ボランティアの活動はあくまでもボランティア。

従ってボランティアの活動に拘束力はなく、

教育事務所が従う必要もありません。

 

運動会開催にあたって、

音響設備やテントやイス、

そして子ども1人1人に渡す水とビスケット。

これらの費用を誰が負担するかという話が

開催に向けての最大の壁となります。

 

 

同期に聞いたところ、

任地のレストランや銀行など様々な場所に

手紙を送り資金面の支援を募ったようです。

結果的に1/3弱の資金は集まったそうですが、

それ以外は全額同期の自腹という着地に至ったようです。

 

特に子どもの水とビスケット代が、

全体の半分以上圧迫しており、

本来なら保護者が用意すべきとも思いますが、

保護者1人1人に運動会の意義やその理解を求めるのはそう簡単な話ではないようです。

 

 

 

2つ目は継続性です。

これは1つ目の資金的な部分にも絡んできますが、

結局資金が集まらなければ開催はできず、

1発花火で終わってしまうという懸念です。

 

やはりボランティアはその場限りの存在であり

ボランティアがいなくても継続的に、

運用できる仕組みを根付かせることが、

協力隊において望ましい活動とされています。

 

せっかく日本人ボランティアが頑張っても、

現地の人たちが運動会の意義を理解することなく

「楽しかった」

で終わってしまうのは少々寂しいような気がします。

 

 

 

 

最後の3つ目はモラルです。

こればっかりはカメルーン人の嫌な部分であり

仕方ないところであり、

変えるのが非常に難しいのです。

 

 

運動会が終わった後、

ある園長先生からこんな事を言われました。

 

「今日1日頑張ったからビール奢ってくれ」

 

それを聞いて、

やっぱりそうなるか…

とガッカリした気持ちになりました。

 

先生サイドにとっては、

今回のイベントはあくまでボランティアが企画したもので、

それを俺たちがサポートしてあげた。

だからお礼?対価?を要求するのは正当である。

 

そういう言い分のようです。

 

 

冷静に考えれば、

なぜ今回の運動会を企画したのか考えれば

その答えはすぐにわかるはずです。

 

ボランティア精神でしかも自腹を切ってまで、

子どもや先生のために、

企画をして今後も子どものために継続して欲しい。

そんな願いを込めて長く準備を進めてきた同期の彼の想いをなぜそう簡単に踏みにじることが

できるのか。

 

 

これは先生に限った話ではありません。

 

水とビスケットは子どもたちのために準備した物でした。

百歩譲って、一緒に手伝った先生は受け取っていいでしょう。

しかしなぜ保護者にまで配らなければいけないのでしょう。

 

「これは子どもの分だから渡せないんだ」

そう言うと不貞腐れた顔して、

去っていく保護者。

そして目を盗んで勝手に持ち去る保護者。

 

本当にカメルーンの悪い部分が凝縮された瞬間でした。

 

 

 

しかも案の定、

飲んだ水やビスケットのゴミはその辺にポイ捨てするので、

ボランティアたちで後片付け。

 

帰る教育事務所の人たちを引き留め、

この現状を説明しても、

子どもに拾わせればいいと一蹴。

 

 

 

もっと言いたいことはありますが、

とても語り尽くせないためここまでとします。

 

 

 

これがカメルーン

全体を一括りにして物を言いたくありませんが

ボランティアとして強制力がない中での、

活動や理解促進の難しさを感じました。

 

 

 

任地ムフーに帰り、

運動会の様子をぼくの学校の先生や校長に

伝えたところ、うちでもやってみたい。

そんな声が多かったのですが、

正直同じ想いはしたくないなぁと。

 

 

何はともあれ、

同期お疲れさま!

 

 

f:id:kake02:20200225212345j:image

 

 

〜現地の生活〜家事情

カメルーンで生活して1年。

それはつまり、ぼくが初めての1人暮らしを

始めて1年が経ったということです。

 

国によって家のレベルは異なりますが、

今日は自宅を紹介しながら、

隊員の住む家について書こうと思います。

 

 

国によっては治安の兼ね合いで、

ホームステイというスタイルもありますが

基本的に各々の任地に1人暮らしをします。

(南米隊員はホームステイが多いらしい)

 

カメルーンは月々の家賃が、

上限10万cfa(約2万円)まで現地生活費とは別で

支給され、

基本的にJICAで探した住居に住みます。

 

家の大きさや設備の充実度などは、

隊員によって様々ですが、

共通して言える点が2つあります。

 

 

1つ目は、

インフラの不安定さ。

 

ここカメルーンは当然停電や断水は当たり前。

大きいお店やマンションは

発電機を完備してることもありますが、

隊員の住む家はそのような設備はありません。

 

インフラが止まる=生活が止まる

と言っても過言ではないくらいインフラは、

ぼくたちの生活において大切ですが、

どの隊員も頻繁に停電や断水を経験します。

 

ぼくの家も、

酷い時は1週間近くの停電もあります。

そして電気によって貯水タンクへ水を汲み上げているため、

電気がなくなると必然的に数時間後にはタンクの水が尽き、

断水となります。

 

停電なら昼は影響が少なく、

また夜はろうそくなど灯りを灯すものがあれば解決します。

しかし断水はかなり精神的にダメージを負います。

 

従って、

隊員は日々の備えとして水を貯めて、

来たる日に備えています。

 

特にトイレの水や洗濯には大量の水が必要のため、

ぼくは普段から10リットルのペットボトルに

水を貯めています。

 

それでも足りなければ、

近くの組み上げ式井戸で水を確保することもあります。

 

 

 

2つ目は、

大家さんとの関係性。

 

日本の大家さんと言えば、

設備管理からトラブルの対象など、

より住民が快適に住める環境を整えるのが

普通だと思います。

 

しかしカメルーンでは、

その常識が全く通用しません。

 

 

そもそもぼくが入居した時には、

前の住民が住んでから1年以上経っており、

ネズミの死骸や砂と埃でとても住める状況ではありませんでした。

 

蛍光灯の不具合で電気がつかず、

洗面台は水漏れ。

シャワーは水圧が弱すぎてまともに使えず。

(因みにお湯はでない)

 

そんな状況で修理をお願いしても、

修理こそ大家さんの息子が引き受けましたが、

それにかかる費用は全て自己負担。

そして修理をしてくれたお礼に、

ビールを奢るという始末。

 

 

そう、

大家が全く大家としての仕事をしないのが、

ここカメルーンです。

基本的に大家さんは家を貸すのみ。

それ以外のトラブルは自己責任というのが普通のようです。

ただし、JICA職員や大使館職員が住むような

高級住宅は費用が高い分、

トラブルに対してしっかり対応してくれるようです。

 

 

 

 

ぼくの家は、

リビング・キッチン・寝室という

シンプルな造りではありますが、

何故かトイレシャワーは外の小屋で、

共同となっており、

同任地のボランティア2人と共同利用しています。

 

(基本的にカメルーンは平屋が普通)

 

f:id:kake02:20200222072529j:image

f:id:kake02:20200222072956j:image

f:id:kake02:20200222072644j:image
f:id:kake02:20200222072648j:image

 

 

これをコツコツ自分色にアレンジし、

現在ここまでなりました。

 

After 

f:id:kake02:20200222073532j:image
f:id:kake02:20200222073527j:image

f:id:kake02:20200222073709j:image

 

 

まだまだ改良の余地ありです。

 

1年の中間報告

先日配属先である教育事務所で、

自身の1年間の活動報告会をしました。

 

 

 

 

前回の半年の時と同様に、

JICAからは調整員というスタッフが出席。

事務所からは事務所長や主要ポストの人だけでなく、

今回は現場の先生も数人選び、

午前の学校(以下アネックス)

午後の学校(以下パブリック)

トータル5校の先生を含む

30人以上に当日集まってもらいました。

(同期の幼児教育隊員と同時開催のため人数多め)

 

 

 

結論から言うと、

隊員そして教育事務所、現場の学校で

それぞれ足並みを揃えられた

良い機会だったと思います。

 

特に前回の会議で、

「ボランティアは現場の人と協力して、

共につくっていく」

という共通認識がしっかり定着しており、

2年目の活動に向けてしっかり進めそうです。

 

基本的にネガティブな発言もなく、

現場の校長からも、

お互いにとって良い機会になっている。

という言葉も頂きました。

 

 

一点だけ、

パブリックの先生から、

 

複数のクラスと学校を担当しているぼくが、

普段どのように活動しているのか、

自分たちのクラス以外では、

どんなことをしているのか不透明という指摘を受けました。

 

 

確かにパブリックは、

10月から活動を始めたばかり。

そして1つの校舎を2つの学校で、

午前午後切り替えて運営しているため、

午後しか活動できない自分は月の半分しか

一緒に活動していません。

 

確かにコミュニケーション不足もあり、

またアネックスで消耗しているので、

どうしてもさっさと授業を終わらせて、

家に帰るという冷たい印象になってしまっていたのも事実でした。

 

 

 

そんな意見に対しても、

 

・毎月の活動はレポートで報告してもらっている

 

・元々アネックスで活動予定のところ、

彼のボランティア精神でパブリックを2校も担当している。

そこを忘れてはいけない。

 

と言った発言を副事務所長がしていました。

 

 

カメルーンでは、

中々ボランティアの存在を上手く活かしきれない。

そして単純にタダで働く教員という

大きな認識のズレを抱えているという事務所が

多い中で、

しっかりボランティアの存在意義を理解し、

現地の教員に伝えてくれている姿勢は、

とても嬉しく、

普段無意味に感じてたことも、

伝わる人には伝わるということが実感できた

瞬間でもありました。

 

f:id:kake02:20200216193837j:image

 

2年目はセミナーなど、

何かもっと教員同士で意見交換できる場を

作っていく活動ができたらいいという話をしました。

 

 

 

上手くいかないことの方が多い中で、

できる限りのことを尽くしたい。

その経験が日本に戻った時に何かしら生きてくると信じて、

また頑張っていきたいと思います。

 

 

〜現地の生活〜お釣りが貰えない世界

お金にガッつくカメルーン人。

でも汚れきった汚い紙幣を平気で運用し、

そして雑に扱う矛盾。

 

そんなカメルーンのお金事情で、

必ずぶち当たる壁があります。

 

 

 

 

それはカメルーン全土で発生している

硬貨不足。

 

f:id:kake02:20200215024501j:image

 

カメルーンでは硬貨がかなり不足しており、

硬貨がないからお釣りが返せない。

硬貨ないという理由でタクシー乗車拒否。

硬貨がないため端数合わせで要らない物を買わされる、またはキリのいい数字にされる。

 

そんなことが日常茶飯事です。

 

日本では稀にタクシーの運転手に、

ワンメーターで万札を出すと嫌がられる。

そんな話を聞きますが、

基本的に日本では大きいお釣りを返す前提で

準備をしているため、

特に大きな問題にはならないと思います。

 

 

 

 

もちろんカメルーンの紙幣は、

1万cfa

5千cfa

2千cfa

1千cfa

5百cfa

(単位はcfaフランセーファといいます)

 

というように日本の紙幣よりも、

バリエーションが多い分、

紙幣の汎用性は高いと思われますが、

やはり硬貨が必要なシーンは沢山あります。

 

その明確な理由は不明ですが、

カメルーン人の話では、

中国人が小銭を囲い、それを中国に持ち帰り

溶かして鉱物として再利用する。

そんな話がありました。

 

実際に中国人グループが、

大きい麻の袋に大量の硬貨を詰めこみ、

中国に持ち去ろうとした事案で、

実際に逮捕された例もあります。

 

 

全てが中国人によるとは限りませんが、

硬貨不足の理由の1つと言えるでしょう。

それほどカメルーンでは、

深刻な問題なのです。

 

 

 

 

例えば任地の市場で買い物し、

1個100cfaのトマトを買うために

1000cfaの紙幣を出すと、

お店からは露骨に嫌がられ、

拒否される又は他の物もセットで買わせようとします。

 

なぜならその際のお釣りは、

500の紙幣+4枚の100硬貨。

 

硬貨不足のカメルーンにとっては、

この取引は割りに合わない。

そう判断してしまいます。

 

 

別の例えで、

市場のトマト6つで600cfaを買うために、

1000cfaの紙幣を出します。

当然お釣りは400cfa、硬貨4枚分。

しかし彼らは硬貨4枚を出すよりは、

客にもう100cfa出させ、

お釣りで500cfaを返す方が合理的だと考えます。

 

従って頻繁に、

小銭あと100cfa持ってない?

と聞かれることがあります。

 

 

 

それだけカメルーンでは硬貨というものが、

金額以上に価値のある物という認識があります。

 

 

もちろん大きいスーパーやレストランでは、

比較的大きい1万cfaなど崩しやすいですが、

スーパー特有の嫌がらせもあります。

 

 

それはこちら。

 

f:id:kake02:20200215024529j:image

 

5cfaであり、日本で言う5円玉です。

スーパー特有ではありますが、

この硬貨な問題点は、

小銭が少額すぎてスーパー以外の場所では、

受け取ってもらえない。

そんな事態が起きます。

この5cfaを20枚セットで100cfaとして、

お釣りで返されることもありますが、

それも同じこと。

 

もはや貨幣としての価値がしっかり機能していないと言わざるを得ない状況です。

 

 

 

旅行者は両替したばかりの時点では、

紙幣のみで大きなお金になってしまうのが普通です。

そう言う意味では、

カメルーンにおいて両替したばかりの旅行者にとっては、

いきなりハードモードを突きつけられる。

 

 

そんな日本では考えられない現象が、

ここカメルーンでは普通なのです。

暇だから焚き火した

先週1週間は、

行事の準備のため授業はほとんどありませんでした。

 

1つは週末金曜日に初等教育省の人たちが、

ぼくの任地ムフーに視察に来たため。

 

日本でいう文科省の人たちが、

市町村にやってくるようなイメージであり、

学校の先生たちに聞いてみると、

そう滅多に来ることがない貴重な機会だそうです。

 

そのため、

授業を潰して当日披露する出し物を練習したり

大忙しの様子でした。

 

f:id:kake02:20200211045743j:image

 

当日は小学校の教員全員駆り出され、

セレモニーに出席しました。

 

ぼくのイメージでは、

視察とのことだったので学校を見学したり

授業見学とかするのかと思いましたが、

道路を封鎖し、町の中央広場でセレモニーや

スピーチをして終わり。

 

出し物をできる子どもは先生から選抜された

数の子どものみで、

それ以外の子どもたちは学校ごとで

道路の両脇を囲むように並び、

直射日光にさらされながら、セレモニーが終わるまで立ち続けていました。

 

スピーチの内容は、

フランス語圏と英語圏の内容や、

平和やテロ撲滅などよくある話だったと思いますが、

退屈すぎて気付いたら寝てました……

 

f:id:kake02:20200211050029j:image

 

こういうカメルーンのイベントでは、

毎回本質が捨て去られた大人都合の催しで、

非常に退屈してしまう自分がいます。

 

 

2つ目は、

今週の2/11に行われる「青年の日」と言われる

日に向けた準備です。

当日は祝日でお休みなのですが、

小学校〜高校の子どもたちは、

メインとして町を行進します。

 

カメルーンでは何かイベントがあれば、

行進をする。

それくらい行進が好きなのか、

この行進にかなりの熱を入れており、

1週間前からグラウンドで毎朝練習をしています。

 

前日には実際に道路を封鎖して

本番さながらの行進を行います。

 

f:id:kake02:20200211050019j:image
f:id:kake02:20200211050016j:image

 

当日はぼくも見学者として参加する予定です。

 

 

前置きが長かったですが、

こんな感じの1週間で、

不完全燃焼だったのもあり、

隣の大家の子どもと焚き火をして楽しみました。

 

 

BBQなどやることはないようで、

子どもたちもとても楽しんでいた様子でした。

 

 

f:id:kake02:20200211050222j:image

f:id:kake02:20200211050459j:image
f:id:kake02:20200211050226j:image

 

料理の大半はこちらで用意したのですが、

やっぱり全部タダで振る舞うのは、

今後を考えても良くないので、

1人一品持ち寄り+薪拾いのお手伝いをお願いしました。

 

 

食べ物は4人で小さい茄子4つだけでしたが、

約束通り沢山の薪を拾ってくれたので、

一応今回はOKということで!

 

 

醤油ベースの味付けも気に入ったようで、

楽しい時間でした。

 

 

火を囲むと自然と会話が進み、

子どもたちが将来どんな職業に就きたいなど

語ってくれました。

 

小学生と中学生でしたが、

夢を持って頑張ろうとしている姿は

素敵だと感じた瞬間でもありました。

 

 

 

その後は同僚隊員と火を囲んで、

日頃の活動についてや悩み、

今後の進路など色々な話をしました。

 

 

 

3人ともそれぞれバックグラウンドが違うからこそ、

色々な意見が聞けていい時間でした。

 

 

 

日本では直火の焚き火は禁止したり、

音や煙で近所迷惑を気にするところもありますが

そこは緩く適当なカメルーンだからこそ、

成立するのかもしれません。

 

現地の生活〜お金の使い方〜

協力隊はボランティアのため、

カメルーンからお金を頂いて活動しているわけではありません。

 

従って生活面のサポートとして、

JICAから現地生活費という手当てによって

生活が成り立っています。

 

現地生活費は、

各国の生活水準に合わせてJICAが設定しており

現地配属先の管理職と同程度の金額を

支給するとの規定になっています。

 

 

カメルーンでは、

現地生活費は30万フラン(日本円にして約6万円)

 

f:id:kake02:20200206083609j:image

お札がとにかく汚い、、

カメルーンで流通している通貨フランセーファは中央アフリカ数カ国でも使われているため

この汚れは国を越えた証なのでしょうか?

 

 

日本では6万円では生活が成り立たせるのが

厳しいですが、

カメルーンで1年生活して、

お金に困ったことは一度もありません。

 

もちろん、

日本の感覚で物を何でも買っていたら、

すぐに底をついてしまう金額ですが、

普通に生活していたらお釣りが出る程度です。

 

 

この1年間、

家計簿によって自分の支出が

可視化されているので、

ぼくの生活におけるお金の流れを簡単に紹介します。

 

 

項目は大きくわけて下記の通り

 

・食費        20%

・外食費       20%

・飲料代(酒と水)            15%

・電気、通信費    20%

・日用品       10%

・その他                         15%

(交通費、宿泊費)    

 

※因みに月6万円のうち、

2万円は毎月不足の事態に備え貯めています。

従って、実質月4万円の割合です。

 

 

 

 

このように可視化すると、

飲み食いだけで毎月の半分以上支出している

ことになります。

 

理由は首都のヤウンデに行った際は、

隊員連絡所(ドミトリー)というJICAで契約している家があり、

そこに皆泊まります。

 

ドミトリーで炊事をすることもありますが、

任地では食べられる物が限られるため、

隊員同士で外食を行くことがほとんど。

 

中華、韓国料理、イタリアンをはじめ

沢山のレストランがヤウンデにはあります。

(日本食レストランは残念ながら無し)

 

f:id:kake02:20200206085206j:image
f:id:kake02:20200206085202j:image
f:id:kake02:20200206085158j:image
f:id:kake02:20200206085413j:image

 

またヤウンデには、

外資系のスーパーがいくつかあり、

ここで調味料や食材を買い込み、

任地へ持ち帰る。

 

f:id:kake02:20200206084240j:image

f:id:kake02:20200206084316j:image

任地の市場と首都のスーパー。

差は一目瞭然

 

そんな流れのため、

この数字は妥当なのだと思います。

もし外食を減らし、

任地の市場のみでやり繰りすれば、

この1/3の数字まで減らせると思いますが、

娯楽の少ないカメルーンでは、

食が1つの楽しみであることは間違いありません。

 

 

食費と同じ割合の電気、通信費も同じ理由です。

カメルーンではネットや電話はプリペイド式で

Suicaのようにお金をチャージし、

そこから差し引かれるシステムです。

 

娯楽が少ないので、

家ではよくYouTubeを見ているのですが、

そうするとある程度通信量が必要であり、

1日2g契約をしています。

始めのうちは1日1g契約で抑えていましたが、

割と早い段階で不足を感じての変更です。

 

自宅の電気代は月額定額を支払っています。

本当は使った分だけ支払うという、

日本と同じシステムなのですが、

ぼくの大家が日本人は大量に電気を消費するから、

定額制で毎月決まった金額を払う契約になっています。

 

最近カメルーンの友達によって

知ったのですが、

明らかに支払っている金額は、

一人暮らしの人間にはとても使いきれる電気量ではないようで、

ぼったくりを受けている可能性が高いです…

 

因みに家賃は3ヶ月ごとに払っていますが、

その費用は現地生活費とは別で、

全額JICA負担となっています。

 

こちらの家賃も外国人価格で3倍近く、

ぼったくりされています…

 

 

 

 

このように整理すると、

基本的に飲食代と娯楽代わりとなる

通信費が支出の殆どでした。

 

 

 

 

年末年始の日本一時帰国は、

毎月の貯金から飛行機代を支払えましたし、

やはり現地のカメルーン人よりは、

余裕の生活をしているので、

周りからお金を集られるのは彼らからしたら

当然の心理なのだと思います。

 

 

お金の話は日本人同士でも、

中々難しい部分はありますが、

カメルーンの人たちのお金周りは

いつか知りたいと思っています。

 

本当に良い1日だった / 日本祭2020

2019年1月31日にカメルーンへ到着し、

現在ちょうど丸1年が過ぎました。

 

本当にあっという間の1年で、

色々な新鮮な経験が多い1年でした。

 

そして先日、

カメルーンで2回目の日本祭を迎えました。

 

f:id:kake02:20200203091149j:image

 

カメルーンに赴任して数日後に、

訳もわからず参加した前回と違って、

今回は色々と担当を待たせてもらい、

とても思い出に残る1日でした。

 

 

前回同様ブース内容は、

・茶道

・折り紙

・習字

・物販

 

ぼくは前回同様、

お茶のブースを担当しました。

 

こちらで点てたお茶を、

来場者に飲んで体験してもらうといった趣旨で

甘いものが大好きなカメルーン人にとっては

少し複雑な苦味ですが、

好奇心で沢山の人に集まってもらいました。

 

身体に良いことを伝えると、

その苦味も理解したようです。

 

f:id:kake02:20200203091212j:image

 

 

 

 

そしてもう1つは、

ステージ企画としてライブ演奏を行いました。

f:id:kake02:20200203091339j:image

 

 

・ウィーアー 

・ひとりじゃない

・LOVE YOU ONLY

残酷な天使のテーゼ

 

こちらの4曲を演奏しました。

日本を知ってる人の多くは、

漫画やアニメを通ってきているため、

どの曲もよく知っているようで、

1曲目からステージに乱入して、

一緒に歌ったり、

真ん中でダンスをしたり大盛り上がりでした。

 

f:id:kake02:20200203091432j:image
f:id:kake02:20200203091513j:image

 

モラル的に日本では歓迎されない行為かもしれませんが、

喜んで一緒に楽しんでくれている様子で、

こちらとしても嬉しく、

30分のステージをやり切りました。

 

 

バンドのメンバーは、

協力隊のメンバーで集め、

半年前から少しずつ準備を進めてきました。

 

ぼく自身は大学生時代、

軽音楽部でドラム担当でしたが、

ベース不在のため今回を機に始めた初心者でした。

 

 

始めたばかりの頃は、

1曲すらまともに最後まで弾けない始末でしたが、

 

・継続した練習

・時間を決めて練習

 

この2点のお陰で、

今回のライブに出られる程度にはなれました。

(まだまだ継続した練習が今後も必要です)

 

語学もそうですが、

人は積み重ねによって学習していく生き物だと

今更ながら思います。

 

 

ライブはそんなぼくのチャレンジが

少し実った瞬間でもあり、

今回の日本祭はとても良い思い出になりました。

 

 

 

また昨年と違うところは、

ぼくの任地ムフーの友達が来てくれたり、

ホームステイ先の家族、

サマースクールで一緒に活動した仲間たちが

遊びに来てくれたのがとても嬉しかったです。

 

 

改めて前回の日本祭からの1年間で、

沢山の出会いと経験を通して、

今に繋がっているのだと実感することができました。

 

 

次回の開催はまた1年後で、

その時はぼくは日本へ帰国しているはずなので

残念ながら今回で最後です。

 

しかし、

好きでも日本文化に触れる機会の少ない

カメルーン人にとって、

このような機会はとても大切だと思います。

 

ここまで大きな規模は難しいですが、

日本語教室を通して、

これからも日本文化の紹介をしていければと

思います。

 

 

 

感慨深い1日でした。

 

 

 

 

f:id:kake02:20200203091719j:image