元営業マン、カメルーンで教師になる

1994年26歳 求人広告/営業・ライター業務を経て退職。青年海外協力隊員としてカメルーンの小学校に勤務。充実した活動をアピールするよりも、現場経験のない自分が体当たりでどこまでやれるのか、そしてその中で感じた素直な気持ちを書いていきたいと思います。趣味はお茶と登山。

訓練所生活〜はじまり〜

ぼくは2018年度3次隊として、

10月初旬から青年海外協力隊員になるために

長野県駒ヶ根市にある施設で70日間の訓練を

受けました。

 

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青年海外協力隊のプロセスはこちら。

 

・書類選考

・面接試験

・合格通知(同時に派遣国と時期の確定)

・web講座受講

・技術補完研修(該当者)

・訓練所入所

・訓練所退所

 

これらのプロセスを約1年間かけてこなしていきます。

 

※試験のなどはまた別の機会で

 

 

ぼくの場合は、

2017年の10月に書類を提出し、

通過して面接をしたのが翌年2018年の1月。

格通知を受け取ったのが3月でした。

 

 

 

そして最大の山場が、

このJICAが用意した70日間の訓練プログラムを受けその訓練を終えてたら、

晴れて青年海外協力隊員になります。

 

「研修」ではなく「訓練」という言い方を

敢えてしているのは、

公人として途上国に派遣されるための

心・技・体の資質を備えるためであるからです。

 

その内容は、

それぞれの派遣国の語学訓練をはじめ、

国際コミュニケーション力や、

感染症予防などの座学、

そして駒ヶ根市の人たちと共同プロジェクトを

進行させるなど実技など、

そのプログラムは多岐に渡ります。

 

 

訓練が始まる初日、

訓練所の講堂に集まった3次隊は約150名。

年齢やバックグラウンドがバラバラな大人が

今日から屋根の1つ下で集団生活をするという

楽しみ・不安・期待など色々な感情が

入り混じった緊張感のある初日でした。

 

これが、

70日後の訓練終了式には多くの人が、

感情を爆発させて涙する。

今振り返ってもあの時間は毎日が濃く、

2度と味わうことができない不思議な空間であったように思います。

 

 

 

さて訓練の中身ですが、

70日間をざっくりと並べると下記のようになります。

 

 

↓ 訓練所入所

↓語学力クラス分けテスト

↓生活班との顔合わせ

↓語学と座学のスタート

↓中間試験

↓シニア隊員の退所式

(現在はシニアも70日)

駒ヶ根市地域実践プログラム

↓語学交流プログラム

↓期末試験

↓訓練所退所式

 

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しかしその割合の殆どが、

語学に割かれており、

中学英語の3年間の授業時間に相当する

時間数を70日間でこなすというハードなものです。

 

特に英語以外の言語は初学者がほとんど。

フランス語・スペイン語以外に

ネパール語ウズベク語など現地語を、

現地で活動できるレベルにまで引き上げるため

これだけのウエイトが割かれているようです。

 

 

 

次回は語学について、

数回に分けて深掘りしていきます。

 

 

引き続き、

宜しくお願いします。