訓練所生活〜休日過ごし方5選〜
前回まで3回に渡って語学訓練の詳細についてお伝えしました。
記事にもあったように、
毎日が怒涛のように過ぎていくため唯一の休日である日曜日は
とても貴重な存在でした。
今日はそんな休日の過ごし方を
ご紹介させていただきます。
駒ヶ根市内観光
正直駒ヶ根にこうして来るまでは駒ヶ根について全く知りませんでしたが、
「アルプスが2つ映える街」として銘打っているだけあり、
自然豊かで素敵な街でした。
・グルメツアー
訓練所から駒ヶ根駅前までバスが出ているため、
バスに乗って駒ヶ根商店街へ。
名物のソーツカツ丼や、歴代協力隊が御用達の
レストランに足を運び日頃の労を互いに労います。
生活班や語学クラス、同じ国同士のグループで
親睦会を通してコミュニケーションをとっていました。
・自然と観光
ぼくの過ごし方というと、
大の温泉好きのため、
近隣に2つの温泉があるため、
週末になると朝から温泉に行き駒ヶ根の大自然を満喫していました。
またぼくは登山も大好きなため、
1度仲のいい同期と一緒に、
自然を満喫しました。
時期は10月末にかけてだったので頂上付近は積もった雪が氷になる程
寒く風が厳しい時期でしたが、
登頂したときの達成感はひとしおでした。
ちょっと遠出
日々の門限は22時のためこの時間を1分でも破ることは許されません。
しかし事前に外泊申請を行うことによって、
土曜日の課業後18時から翌日の22時まで休日を取ることも可能です。
例えば家族や友達が駒ヶ根に会いに来ている。
そんな理由で土曜日の夜から外出が可能なため、
駒ヶ根から足を伸ばして長野市まで観光にでかける隊員もいました。
同期主催のイベント
・スポーツ
訓練所施設には、
グラウンドと体育館があり、
課業後には定期的に隊員主体でフットサルやバスケ、バレーボールなど
各自の好きなスポーツをしてリフレッシュしていました。
不思議なもので、
始めは仲の良い人たちで固定の曜日にスポーツをしていましたが、
自然と水曜日はバスケ、金曜日はフットサル。
このように習慣化され参加人数が次第に増えていました。
休日である日曜日は、
時間がたくさんつかえるため、
掲示板で人数を募り、
トーナメントを開催するなど人数規模の多いものまでありました。
・楽器演奏
紅葉の見える中庭で、
同期で楽器を弾いてセッションする。
そんな光景もありました。
ぼくもよくわからないのですが、
訓練所ではウクレレブームが毎年起こるようで、
訓練所に入所してからウクレレを始める人が多く、
賑やかに楽しく演奏をして楽しんでいました。
ぼくは以前からウクレレをやっていたのですが、
小さくて持ち運びが便利。そしてコードを覚えれば簡単に弾ける。
そんな理由でカメルーンに行ってからもウクレレはかなり活躍しました。
語学勉強
これは前回でもお話しした内容です。
多くの隊員は夕方まで外に出かけてリフレッシュし、
夜は教室で語学勉強の流れが一般的でした。
英語クラスだけは既習言語ということもあり、
割とワークとライフのバランスが両立できていて、
フランス語勢からしたら羨ましい限りの光景でした。笑
自室に引きこもる
平日は毎朝6時半から訓練が始まります。
夜は遅くまで勉強をするため疲労が溜まっているのでしょう。
朝は思いっきり朝寝坊をして、
自室で好きな時間を過ごす。
そんな過ごし方も精神衛生上大切ですね。
以上が訓練生の休日の過ごし方でした。
今回は深堀していませんが、
休日は訓練所で結ばれたカップルで出かけるというのも、
駒ヶ根訓練所の風物詩のようです。
休日にしっかり英気を養い、
また月曜日から頑張る。
このメリハリは70日間を健康に過ごす上でとても大切なスキルでもあると
ぼくは思います。