語学力向上どころか維持も危うい
日本へ帰国して5日、6日程度経過しました。
隔離生活によって、
変わり映えのない日々ではありますが、
そんなことも言ってられない状況が
世界で起きている以上、
今は1人1人が責任と節度ある
行動が求められていると思います。
さて、
本日は久しぶりの語学の話。
ぼくは自分が意志が強い方だとは思っていないのですが、
カメルーンにいる間は、
以前掲載した記事のように、
1日の流れが自然と決まっており、
それが習慣化されていました。
語学の勉強も同様で、
フランス語圏にいるから生活していれば、
自然と身に付くという幻想から覚めて以降、
毎日2~3時間程度継続できていました。
やはりやらざるを得ない環境の中では、
人は強くなるものだと実感しました。
(それ以上に娯楽がなく暇だから勉強をするという要因もあるかと思います。)
語学の勉強も自習以外に、
実は昨年10月頃からinstitut françaisにも
週1回のレッスンを受けていました。
レッスンを受講した理由はいくつかありますが
・首都のinstitut françaisまで通える範囲だった
・毎月支給された生活費が余ったため有効活用したかった
・自分のフランス語を添削してほしかった
以上が主だった理由でした。
本当はグループレッスンで周りの刺激を受けながら、
楽しく学びたかったのですが、
月~金までは任地で活動があるため、
週末の土曜日しか選択肢がありませんでした。
因みに、ぼくの先生はカメルーン人女性ですが
普段任地で過ごすカメルーン人とは失礼ながら全く違い、
時間厳守でとても面倒見がいい先生で最初は驚きました!
(日本では当たり前の感覚が当たり前ではないということです、、)
そんな環境に身を置いていたからこそ、
楽しく、そして時には自分の拙い語学力に、
無力感を感じながら今日まで至りました。
しかし、
日本にいるとやはり、
圧倒的にフランス語を使う機会が減ってしまいました。
もちろん今でもカメルーンの友人や同僚の先生とは
メッセージのやり取りをしていますが、
話し相手がほしいのが正直なところです。
まして、今は外出自粛のご時世
対面でのコミュニケーションは遠慮すべきことも自覚しております。
その結果、
悲しいことに今までの学習習慣が乱れ、
サボる日が目に付くようになってしまいました。
このままでは、
語学力向上どころか維持も危うい状況です。
ということで、
何か目標を立て、
自分の成長を可視化したいという想いに駆られ
今回DELFの試験を受けることに決めました。
DELF・DALF とは、
フランス国民教育省が認定した唯一の公式フランス語資格(ディプロム)で、一度取得すれば無期限有効です。自分の フランス語の能力や知識を証明書として形にすることができます。
欧州言語共通参照枠等級 |
DELF / DALF |
言語使用者 |
|
学習時間の目安 |
C2 |
熟達した言語使用者 |
熟練 |
1000時間以上 |
|
C1 |
自主的運用 |
800-950時間 |
||
B2 |
自立した言語使用者 |
上級 |
550-650時間 |
|
B1 |
中級 |
350-400時間 |
||
A2 |
基礎段階の言語使用者 |
初級 |
150-200時間 |
|
A1 |
入門 |
60-100時間 |
実はこれまで受けたいとは思いつつ、
タイミングを逃しており、
ちょうど一時帰国が終わる前のタイミングで、
日程を確認し、
後は支払いだけの段階まで自分の決意は固まっていました。
日本では6月頭にあるとのことで、
それまで日本に滞在するのか、
またはコロナで試験どころの話ではないのか。
先が見えない状況ではありますが、
カメルーンで受けるタイミングを失い、
ダラダラと過ごすのも勿体ないような気がするので、
まずはチャレンジという気持ちで取り組もうと思います。
とりあえずB1から始めてみます!
家帰ったら1匹増えてた。