〜現地の生活〜ファッション
アフリカのイメージと言えば、
動物や森林、砂漠など自然のイメージが
強いと思われますが、
アフリカ布製品も1つの特徴と言えます。
国や地域によって限定の柄もあるようで、
アフリカ布と一括りに言っても、
そのバリエーションはとても幅広いのです。
また記念日やお祝い専用の布も販売されており、
例えば10月5日は先生の日として
定められており、
専用の布が販売されています。
カメルーンでもその文化は同様で、
街を歩く人たちの服装は、
アフリカ布で作ったオーダーメイドの服を
オシャレに着こなしています。
そうなのです。
カメルーンでは基本的に布屋さんと
仕立て屋さんが分かれており、
布屋さんで好みの布を購入し、
それを仕立て屋に好きなデザインをオーダーする。
これが一般的です。
【布の値段】
物によってピンキリですが、
おおよそ4,000フラン〜10,000フラン
日本円にして約800円〜2,000円ほど
【仕立て屋】
おおよそ3,000フラン〜5,000フラン
日本円にして約600円〜1,000円ほど
従って、
街歩く人は色合いからデザインから、
その人の個性が現れ、
また日本とは違った価値観で、
男女問わず純粋にファッション楽しんでいるように思います。
一方で日本はどうでしょう。
四季によって服のバリエーションは様々あれど、
まずは年齢やスタイルやTPOに合わせて、
服装を選ぶ傾向が強く、
少々窮屈に感じる時があるかもしれません。
もちろん社会が違うので、
日本でカメルーンと同じような振る舞いは
難しいとは思いますが、
シンプルに周りの目を気にせず、
自分の好きな物を着るという考え方は、
ぼくたちが忘れてしまいやすい感覚であると思います。
カメルーンのファッションのセンスは、
服装だけに留まりません。
特にカメルーンの女性は意識が高いように思います。
例えば、
まだまだコンクリートの歩きやすい道が少ない中でも、
高いヒールを履いて歩く女性は珍しくありません。
ファッション〉利便性
この状態です。
またカメルーン人女性は、
短髪のため、
カツラやエクステを着用しています。
黒髪ショートもあれば、
金髪やドレッドなどその人の個性やセンスもでるため、
カツラやエクステはカメルーン人女性にとって必須アイテムとなっており、
ぼくの体感では9割の女性は利用しています。
いつまでも素直に、
自分の好きなファッションで楽しむ姿は、
ぼく自身見習うべきなのかもしれません。
いや、既に影響を受けつつある
この頃です。