元営業マン、カメルーンで教師になる

1994年26歳 求人広告/営業・ライター業務を経て退職。青年海外協力隊員としてカメルーンの小学校に勤務。充実した活動をアピールするよりも、現場経験のない自分が体当たりでどこまでやれるのか、そしてその中で感じた素直な気持ちを書いていきたいと思います。趣味はお茶と登山。

〜現地の生活〜ファッション

アフリカのイメージと言えば、

動物や森林、砂漠など自然のイメージが

強いと思われますが、

アフリカ布製品も1つの特徴と言えます。

 

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国や地域によって限定の柄もあるようで、

アフリカ布と一括りに言っても、

そのバリエーションはとても幅広いのです。

 

また記念日やお祝い専用の布も販売されており、

例えば10月5日は先生の日として

定められており、

専用の布が販売されています。

 

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カメルーンでもその文化は同様で、

街を歩く人たちの服装は、

アフリカ布で作ったオーダーメイドの服を

オシャレに着こなしています。

 

 

そうなのです。

カメルーンでは基本的に布屋さんと

仕立て屋さんが分かれており、

布屋さんで好みの布を購入し、

それを仕立て屋に好きなデザインをオーダーする。

これが一般的です。

 

 

【布の値段】

物によってピンキリですが、

おおよそ4,000フラン〜10,000フラン

日本円にして約800円〜2,000円ほど

 

【仕立て屋】

おおよそ3,000フラン〜5,000フラン

日本円にして約600円〜1,000円ほど

 

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従って、

街歩く人は色合いからデザインから、

その人の個性が現れ、

また日本とは違った価値観で、

男女問わず純粋にファッション楽しんでいるように思います。

 

 

一方で日本はどうでしょう。

四季によって服のバリエーションは様々あれど、

まずは年齢やスタイルやTPOに合わせて、

服装を選ぶ傾向が強く、

少々窮屈に感じる時があるかもしれません。

 

もちろん社会が違うので、

日本でカメルーンと同じような振る舞いは

難しいとは思いますが、

シンプルに周りの目を気にせず、

自分の好きな物を着るという考え方は、

ぼくたちが忘れてしまいやすい感覚であると思います。

 

 

 

カメルーンのファッションのセンスは、

服装だけに留まりません。

特にカメルーンの女性は意識が高いように思います。

 

例えば、

まだまだコンクリートの歩きやすい道が少ない中でも、

高いヒールを履いて歩く女性は珍しくありません。

 

ファッション〉利便性

 

この状態です。

 

 

 

またカメルーン人女性は、

短髪のため、

カツラやエクステを着用しています。

 

 

 

黒髪ショートもあれば、

金髪やドレッドなどその人の個性やセンスもでるため、

カツラやエクステはカメルーン人女性にとって必須アイテムとなっており、

ぼくの体感では9割の女性は利用しています。

 

 

いつまでも素直に、

自分の好きなファッションで楽しむ姿は、

ぼく自身見習うべきなのかもしれません。

 

いや、既に影響を受けつつある

この頃です。

 

 

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