元営業マン、カメルーンで教師になる

1994年26歳 求人広告/営業・ライター業務を経て退職。青年海外協力隊員としてカメルーンの小学校に勤務。充実した活動をアピールするよりも、現場経験のない自分が体当たりでどこまでやれるのか、そしてその中で感じた素直な気持ちを書いていきたいと思います。趣味はお茶と登山。

3ヶ月の振り返り

現在、

首都のヤウンデにいます。

 

jicaのオリエンテーションがあり、

カメルーンの支援状況や

制度の理解を深めるだけでなく、

同期隊員の3ヶ月活動報告も共有しました。

 

みんな頑張っていて、

良い刺激になりました。

ついに移動禁止期間も終了になるため、

実際に他の隊員と一緒に活動したり、

活動の様子を見学したり、

色々チャレンジしてみたいですね。

 

 

さて、

ぼく自身はこの3ヶ月を振り返り、

どうだったのでしょうか。

 

 

◆活動

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3月頭から任地配属になりました。

改めて思うことは、

現地の人が日本人慣れしていること。

長年に渡り教育系の隊員が

入っていることもあり、

友好的な人が多い印象です。

 

図工・音楽・体育の要請で、

図工はそもそも物がほとんどありません。

ノートとペンで何かできるものを考えるか、

1クラス60〜80人分の材料を用意するか。

まだまだ検討段階のため、

一旦図工は保留。

 

 

音楽は歌詞を黒板に書いて、

ひたすら繰り返し歌い覚えるやり方が主流。

週1コマしかないため、

音楽をやると聞くと子どもは大喜び。

ダンスもとても上手。

ただ歌うだけでなく合唱や、

ドレミの音階を使って簡単な演奏をするなど、

子ども主体で楽しい音楽を提案していきたいです。

 

 

体育はとにかく人数が多いため、

一人一人の運動量が少ないことが課題。

80人に対してボール1個で、

列を作ってパス練習をしている光景を見たときは、

衝撃でした。

物がなくてもできる授業と、

物を使って授業の2パターンから、

色々なアクティビティを提案していく予定です。

大前提は、子どもの待ち時間を極力減らす

全員参加型の授業。

 

 

◆生活

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初めてのアフリカ。

2月は首都で同期と集団生活。

そして任地で初めての一人暮らし。

そんなスタートでした。

 

改めて思うのは、

本当に日本の常識が通用しないこと。

ぼけっと歩いてたら車やバイクに轢かれるし、

日本人という目立つ立場から、

常に絡まれ時には嘲笑われることも。

停電や断水も当たり前、

「今日は電気ないから仕事できないよ」

停電=経済が止まるというのにも関わらず、

当たり前に受け入れるカメルーン人。

 

一方で、

遠い島国の日本を好きと言ってくれる人。

初対面にも関わらず、

色々面倒見てくれる人。

電気や水が復活した時の喜び。

 

毎日が一喜一憂で、

あっという間の3ヶ月でした。

そして旅行ではなく生活するということ。

ぼくたち日本人の価値観が、

特別だという事も気付かせてくれました。

もちろんそれは良い部分もあり、

悪い部分もあります。

今はこの価値観の違いを楽しみ、

それを受け入れる器量を身に付けたいと思っています。

 

 

 

纏まりのない文章になってしまいましたが、

大きな病気や怪我もなく、

まず3ヶ月やったという結果は、

丸だと思います。

 

活動は正直まだまだなので、

これからは活動を通して見つけた

課題やニーズを明確にし、

それに対してのアプローチをしたいと思います。

 

やりたい事

・合唱会や運動会などのイベント

・孤児院の活動や教育実習生に対するアプローチ

・栄養と食育

(地元のレストランと協力できたら丸)

 

などなど密かに自分のやりたい事を、

実現のために頑張りたいです。

 

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(任地Mfouにて)