元営業マン、カメルーンで教師になる

1994年26歳 求人広告/営業・ライター業務を経て退職。青年海外協力隊員としてカメルーンの小学校に勤務。充実した活動をアピールするよりも、現場経験のない自分が体当たりでどこまでやれるのか、そしてその中で感じた素直な気持ちを書いていきたいと思います。趣味はお茶と登山。

ホームステイ3

こんにちは。

最後にホームステイで学んだことを書きます。

これが一番大事。

感じた楽しかった、すごかったというざっくりした感想を、

できる限り整理して言葉にしていきます。

 

 

1.その行動には理由がある

例えば皿洗い。洗剤で洗った皿を水で張った桶の中で泡を流していきます。

枚数が増えるほどその桶は洗剤で汚れていきますよね。

でもホストから言わせれば、洗った皿だから綺麗だし

その後布巾で拭くから大丈夫とのこと。

まぁ、、確かに一理ありますよね。

ぼくは納得いきませんが笑

 

つまり一見日本人の目線から見て、

変だと思って一概に切り捨ててしまうのではなく、

その背景にある理由を知ると見え方が変わるのかもしれません。

(理由がない場合も当然あるかと思います)

 

例えばカメルーンのタクシーも同様です。

日本では一発アウトなレベルの整備不良の車やボロボロの車が走っていますが、

洗車でこまめに車を綺麗にしている様子を見かけます。

いや、もっとやることあるんじゃないかなと思いますが

きっと彼らなりに理由があるのでしょう。

 

 

2.子どもとのかかわり方

日本ほど過保護ではないカメルーン

学校では体罰も当然あるしそれが当たり前の世界。

仮に何か悪さしても、

彼らの判断基準は体罰されたらアウト。そうでなければセーフ。

そう理解している子どもも少なくないんじゃないかと思いました。

子どもとの対話が語学力的に難しいぼくは、

ここが現時点で苦労するポイントだと感じています。

 

例えば、

ぼくが持参したウクレレに興味を持った子ども。

もちろん触ったり音を鳴らすのは全然かまわないし、

たくさん遊んでほしいと思いますが、

徐々に使い方が乱暴になることも、、、笑

丁寧に扱うように言っても中々伝わりません。

取り戻そうと追いかけると、

遊びが始まったと勘違いしてさらにエスカレート。

 

自分の言いたいことをしっかり伝える。

そして子どもが言いたいことをしっかり聞く。

そのためにはやはり語学力は必要不可欠だと改めて感じた出来事でした。

 

 

 

ホームステイ中にあった出来事をもとに、

自分が感じた学びとして切り取りました。

しかし色々ありましたが、

最終的には家族も温かく楽しかったです!

 

きっと外国人である日本人が自分たちの家に来て、

生活することでホスト側にも少なからずストレスはあったはずです。

それにも関わらずホスピタリティを前面に、

温かく迎え入れて下さったホストファミリーには感謝の気持ちでいっぱいです。

 

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気軽に顔を出せる関係性なので、

節目には顔を出して、

これからも大切にしていきたいぼくの家族です。