元営業マン、カメルーンで教師になる

1994年26歳 求人広告/営業・ライター業務を経て退職。青年海外協力隊員としてカメルーンの小学校に勤務。充実した活動をアピールするよりも、現場経験のない自分が体当たりでどこまでやれるのか、そしてその中で感じた素直な気持ちを書いていきたいと思います。趣味はお茶と登山。

最近思うこと

昨日は孤児院でお世話になってる人達の

パーティーに参加し、

楽しい1日を過ごしました。

 

思ったより規模が大きく(100人くらい)

カメルーンの文化や人を知る良い機会でした。

余興の時間があり、

みんなの前で日本の曲を演奏する機会も貰えました。

 

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さて、

そんな感じでカメルーンでの生活も4ヶ月が

過ぎるこの頃ですが、

ふと思うことがあります。

 

それは、

「自分の2年間で何を残せるか」です。

活動や生活に慣れてきて、

最近は先のことばかり考えてしまいます。

 

他国で活躍する他の隊員の活動を知り、

少し焦ってみたり。

目に見える成果を欲しがる余り、

試行錯誤したり。

ちょっと自分の中で気持ちの矛盾や、

ベクトルのずれを感じています。

 

きっと今の僕の、

マンパワースタイルの活動に、

自分自身疑問を感じ始めているのかな。

そんなようにも感じます。

 

実際今は僕が授業をして、

現地の先生がそれを見ている。

授業後に現地の先生と振り返ることも無ければ、

何か狙いを伝えたり、聞かれたりするわけでもない。

先生に教授法を示しているというと、

聞こえはいいですが、

実際は先生達の代わりに授業をやっているだけ。

まして教員経験もない僕が、

偉そうに教授法を語ったところでね…

(元も子もない話ですが)

 

 

カメルーンに来て、

毎日楽しくそして学び、

苦戦しながらも

有意義な時間を過ごしていると思います。

でも違和感を感じるのは、

きっと生活に慣れてきて、

余裕が生まれ、

欲が出てきてしまっているからでしょうか。

 

実際日本にいた時には、

カメルーンで爪痕を残してやるとか

何か成果を残していきたい。

そんな気持ちは無かったように思います。

 

そんな自分の気持ちを察して、

今は自身でブレーキをかけ鎮める。

そんな繰り返しです。

 

現状、

現場を見て沢山の課題が見えつつありますが、

まだどれを注力して深掘りするか決まっていません。

だからこそ、

頭では今は情報収集と、実践して体験してみる。

(そしてフランス語力の向上)

 

そうわかっているにも関わらず、

気持ちは焦りと

成果を欲している。

そんな自分に気づきます。

 

 

やりたい事を

好きにやらせて貰える環境なので、

贅沢な悩みなのかもしれませんね。

 

 

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子どもと過ごす時間が1番楽しいです